ラリーカールトン| larry carltonの動画や音源について
ラリーカールトンのプロフィール
name/名前larry carlton/ラリーカールトン
born/生年月日1948年3月2日
band/在籍バンドTHE CRUSADERS
FOURPLAY
guitar/使用ギターギブソン・ES−335 レスポール、他
style/ジャンルブルース、JAZZ
ラリーカールトンについて
ラリーカールトンは米カリフォルニア州トーレンス生まれ。6歳からギターをはじめウェスモンゴメリーやジョーパス、BBキングといったミュージシャンに影響を受けながら14歳までギターレッスンを受ける。※その際にサックス奏者のジョンコルトレーンの classic Ballads〔1962年作品〕などをお手本にしていたらしい。
1966年になるとLAのハーバード大学、1968年からはロングビーチ州立大学で音楽を専攻するようになる。その一方でバンドコンテストなどにも多数出演し数々の賞を取りコンテスト荒らしの異名を持つ。
1973年にアルバム「SINGING/PLAYING」が話題になり、度々楽曲に参加していたジャズロックグループのクルセイダーズに準レギュラー化、76年の「SOUTHERN COM-FORT」から正式にメンバーになる。
この頃からスタジオセッションやソロ作品が増え85年のソロアルバム「Alone / But Never Alone」でグラミー賞を受賞。現在までに度々グラミー賞をを取っておりグラミーの常連でもある。
ラリーカールトンの音楽性&アルバム
ジャズ/フュージョンギタリストという位置づけが強いけどブルース、ロックなどどんなジャンルでもなんでもござれと言わんばかりにテクニックはいうことなし。ソロを執ろうがバッキングにまわろうがとにかく何を弾いても様になる。しかもどれもメロディの聴かせ方が上手い。とりあえず正統派のギタリストですね。
自分的には2001年のスティーブルカサーとのセッションライブアルバム「No Substitution」〔2001年作品〕を聞いてラリーカールトンの魅力に嵌りました。というのも元々速弾き系のHR/HMのようなガツンとくる音楽を好んで聞いていた人間/自分には、それまでのラリーのちょっと大人な落ち着いた雰囲気には少し物足りなさを感じていてあまり馴染めなかった。※心にゆとりがないとフュージョン/ジャズの良さはなかなか感じれませんね。
それがロック寄り?のスティーブルカサーとのコラボによって、自分の好きなロックの広場までラリーが降りてきた、そんなアルバム。まさにテクニカル好きの人の痒いところに手が届くアルバムです。このアルバムはグラミー賞も受賞しましたが、それも頷ける位このアルバムでのラリー&ルカサーのプレイはまさに神プレイそのものでセッションギタリストの凄さを堪能できます。
まずトータルでのアレンジ力。コードソロからボリュームを巧みに操りハウリングまでコントロールする。しかも話によると基本的なコード進行の取り決め以外はすべてアドリブという。このアルバムを聞いて久々に映像を見たくなりました。‥と思ってたら〔2005年〕にフランスでのライブ盤ですがDVDが出てたみたいです。出るの遅いよ‥。
ラリーカールトンのプレイ
ギターソロではスライドを巧みに使いメロディーに表情を持たせるのが上手い。それとひとつのコードに対してのアプローチの仕方も多彩。ギターのセッティングもクリーンから軽めのオーバードライブの使い分けも絶品。もうとにかくテクニックがすべて音楽的な方向に向いていてテクニックを見せびらかすといった次元を超えています。ただただ感服です。
ラリーカールトンはこんな方向き
- ジャズ/フュージョンが好きな方
- ギターの可能性を知りたい方
- アレンジの妙を味わいたい方
- ギターソロに酔いしれたい方
- ギターバカテク好きな方
ラリーカールトンおすすめ動画ベスト3
3.Larry Carlton & Lee Ritenour - Room 335
ラリーカールトンといえば”ROOM335”
ということでリーリトナーとの共演のライブ映像をどうぞ!
リーリトナーがソロを取っている時のラリーのバッキングも注目です。
2.Larry Carlton - Minute by Minute
エレアコサウンドを堪能できます。
ギターテクニックを見るというよりはジャズ/音楽を楽しむ感じですね。
1.Larry Carlton - Smiles and Smiles To Go (Live)
和音でのメロディが癒される曲。
ギターソロはどの音からはじめてもコードに合わせてくるスケール選びはホント勉強になります。
おまけ1.Larry Carlton Steve Lukather - Room335
ルカサーとラリーのライブDVD映像を発見!CD版には敵わないけどなかなか良い!
おまけ2.steve Lukather & Larry Carlton, The Pump - theme & Luke solo
ステーブルカサーとラリーカルトンのコラボ!
おまけ3.Larry Carlton & Steve Lukather - It Was Only Yesterday Live
コードの響きで感情を表すプレイ!ギターの極上の旨み出まくり!
ボリューム奏法も取り入れて音量で緩急をコントロール。まさに神プレイです!
おまけ4.Larry Carlton & Steve Lukather - Cause We've Ended as Lovers
ルカサーとカールトンでしっとりとしたジェフベックのカバー。ボリューム奏法とトーンが素晴らしい。
おまけ5.Larry Carlton & Steve Lukather - Don't Give it Up
ユニゾンとハーモニー心地よい。ラリーカールトンの音作りの良さは絶品です。
おまけ6.Larry Carlton & the Sapphire Blues Band -ROOM335 Live Paris 2004
このルーム335も素晴らしい。
※ラリーカールトンは元々の動画の量が少ないです。しかもジャズ系のモノが一般。
自分的にはロック寄りのラリーカールトンを紹介したかったんですが、今のところ見当たりません。
もし上記の動画で、モノ足りなさを感じる場合はぜひスティーブルカサーとのライブアルバムを一度聴いてみてください。
あのアルバムはロックギター/ギターインストファンにはマジでおすすめです!
ラリーカールトンおすすめ曲
|
※すべて〔album.No Substitutions〕 |
ラリーカールトン関連サイト/音源など
ラリーカールトンのライブ機材(探索中)
使用機材 | メーカー名 | 型番 |
エレキギター | GIBSON | 1969 ES−335TD SUNBURST |
アコースティックギター | VALLEY ARTS | CUSTOM−MADE |
アンプ | ダンブル | ハンドメイドアンプ |
エレキギター弦 | ダダリオ |
.010〜.052 |
アコースティックギター弦 | ダダリオ | .011(.012)〜.056 |