スティーヴィーサラスの動画や音源について
スティーヴィーサラスのプロフィール
name/名前stevie salas/スティーヴィーサラス
born/生年月日1966年11月17日
band/在籍バンドカラーコード、サードアイ、
guitar/使用ギターフェンダーストラトキャスター、ワッシュバーン
style/ジャンルロック
スティーヴィーサラスについて
メキシコとアメリカ・インディアンの血を引くスティーヴィーサラスは米カリフォルニア州サンディエゴ生まれ。
ヴァンヘイレン、エアロスミス、KISSなどのアーティストに憧れてギターをはじめ、デスキッドというローカルバンドにて2枚のシングルを出すが上手くいかず85年単身LAへ。たまたま寝泊りしていたスタジオでP・ファンクの総帥ジョージクリントンに見出され、22歳の時に彼のソロアルバムで初レコーディングを行う。
それを境にロッドスチュアート〔vo〕やブーツィ・コリンズ〔b〕のアルバムに起用されるなどして着実にセッションミュージシャンの道へ。そして90年自身のバンド;スティーヴィーサラスカラーコードにてデビュー。
スティーヴィーサラスの音楽
ファンクというノリノリの部分を強引にハードロックスタイルに捻じ込んだ感じの音楽。基本的にはブルースから正統派のロックへ発展した流れできていると思いますがギターリフのリズムがファンク調なうえに現代的なディストーションサウンドなので普通のロックとはもう別物です。聴いているだけでなぜか体が揺れてしまうほどノリノリ感は最高潮で他に類を見ないまさにスティーヴィーサラスミュージックというジャンルですね。
スティーヴィーサラスのバッキング
スティーヴィーサラスのバッキングの8割以上を占めるのはカッティングやブラッシングといった音を切るテクニック。彼と同じように弾くことができたとしてもこのノリノリ感はまず出ないでしょう。‥という位リズム感が物凄い。リズム的にはガンガン前へ行く感じで前のめりになる位がちょうど良いのかな。とりあえずリズムの捉えどころを探すだけでもギター的にも面白いネタです。
カッティング自体はコードの弾き語りの延長でテクニック的にはそれほど難しいテクニックではないので彼をコピーする際はリズムやノリを全身で体感しましょう。自分自身のギターへの情熱や勢い、テンションの高さがノリノリ感に表れるといってもいいのではないでしょうか‥。スティーヴィーサラス自身もテンション高いですから。
ギターのセッティングはフロントPUを使用しグランジ気味のサウンドにするかディストーションサウンドでもギター本体のヴォリュームを少し絞れば似たようなサウンドになると思います。歪ませ過ぎなければですが‥
スティーヴィーサラスのギターソロ
ヴィブラートの揺れも大きくギターリフからのファンクのテンションを継承しています。基本的にはペンタトニックスケールを基準にソロを組み立てていますがジャズ的なアプローチはまずなくてどのスケールにいってもしっかりペンタトニックの音が残っています。ここらへんにブルースの名残/影響が垣間見えます。しかし決して小手先だけを使ったソロではなく感情が出まくりのソロです。泣き系ではなく吼え系のソロです。コピーする側としては吼え系は指への負担が大きい‥。一皮剥ける感じで挑みたい!
たまにスケールを無視した奇奇怪怪なソロや強引なアームプレイも弾きます。
ライブのギターソロ〔たぶんアドリブ〕を聞くと理論とかそんな細かいことよりその場のテンションや耳を頼りに強引に音を合わせにいっています。その強引さがまたかっこいいですが。ミスもしますし完璧じゃないですけどそこに人間味や音のリアリティがありますね。全身のテンションを上げたいなら間違いなくスティーヴィーサラスです。ファンクっていいね!って思います。
スティーヴィーサラスはこんな人におすすめ
- ファンクが好きな方
- カッティングが好きな方/極めたい方
- ペンタトニックを学びたい方/覚えたい方
- リズムやノリを体感/勉強したい方
- ギターに酔いたい方
- ギターバカテク好きな方
- 躁〔そう〕過ぎる方
スティーヴィーサラスのおすすめアルバム
BOOTLEG LIKE A MUG LIVE IN JAPAN〔ライブアルバム〕
↑スティーヴィーサラスバージョンの「リトルウィング」〔ジミヘン作〕が聴けます。
スティーヴィーサラスのおすすめ動画ベスト3
3.Stevie Salas - Tell Your Story Walkin Live
残念ながら音量は小さいが大音量で浴びるとテンションの上がる曲。
2.Stevie Salas Live at Fuji Rock Fest '99
フジロックでのスティーヴィサラス。カッティング&ワウさばきを堪能できます。
ライブに生きるギタリストです!かなりノリノリ!
1.Stevie Salas & TM Stevens Live Jam
DJとのコラボ。ベースはTMスティーブンスです。
16分のカッティングをマシーンの如く弾き倒しております。最後もイカすノイズ&タッピング技を披露とネタ満載。
おまけ1.Richie Kotzen & Stevie Salas - Shapes of Things (live)
リッチーコッツェンがなんとベースで参加するという面白いライブ。
スティーヴィーサラスのギターソロもトムモレロ的で楽しめます!
おまけ2.Stevie Salas - Start Again
ワウの効いたリフがノリノリ感を出す曲。
どこかニルヴァーナっぽいですが、リズムが違うせいかやっぱりサラス節ですね。
スティーヴィーサラス関連サイト/音源など
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スティーヴィーサラスの使用機材
使用機材 | メーカー名 | 型番 |
ギター | ? | ? |
フットボード/足下 | ||
歪み系/ディストーション | BOSS |
SD−1 |
空間系/フェイザー | MXR |
PHASE 100 |
オートワウ | GUYATONE/グヤトーン | WR−2 |
コーラス | BOSS | CE-2 |
イコライザー | BOSS |
GE−7 |
ペダル系(ワウ) | ジムダンロップ | CRY BABY |
ペダル系(ワーミー) | DIGITECH/デジテック | WHAMMY/ワーミー |
※他にもかなりのエフェクターを所有していて随時入れ替えているみたいです。とりあえず確認できた部分から。アンプに強烈な揺れを起させるエフェクターを使っているようなのですが‥また確認でき次第追加します。