ギターテクニック〜アーミング奏法編〜
アーミングについて
アーミングとはギターに付属されてるユニットを使って音を故意に揺らすテクニックです。
トレモロユニット〔フェンダーストラト〕やフロイドローズ〔シェクター〕などアーム付きのユニットがブリッジに搭載されてるギターに限りアーミングが可能です。
使用ギターによっては〔ギブソンレスポール等〕アームが付いていないものもあるので、そういった場合はアーミングはできないのであきらめましょう。
アーミングの効果は弦を緩めたり伸ばしたりをアームによって自由に操作できるので、普通に弾いてては得られない音〔重低音〕や揺れを表現することができます。
いろいろ使い方はありますがソロの合間などにちょっとしたスパイスやインパクトが欲しい時に使うと効果的だと思います。
アーミングの歴史
ちなみにこのアーミング奏法で有名なのはナイトレンジャーのブラッドギルスです。
フロイドローズを搭載したギターでの彼の独創的なアーミングによってアーミングの技術が革新的に飛躍したと言われています。
現在ではアーミングを多様してるギタリストも普通になりましたが、原点は彼のアーミングからの影響があるようです。
アーミングをやる際にはブラッドギルスのプレイもチェックしてみましょう!
アーミングのやり方
まず右手で開放弦のピッキングハーモニクスを出します。この写真では3弦の開放弦をピッキングしています。
それと同時に左手をネックの裏から回しアームをボディ側に押します。
この作業を連続させてキュイ〜!キュイ〜!というハーモニクス音の効果音が出れば成功です。
※写真ではカメラの関係で手が別々に映ってますが同時に行います。
同様に2弦開放でも同じやり方でできます。少しハーモニクスの音程が変わります。
ピッキングする位置〔ハムPU側、フロントPU側など〕によっても音の印象が大分変わりますので自分のイメージする音に近い音を探してみましょう!