ピッキングの弾き方(やり方)
ピッキングについて
ピッキングとはギターの弦を弾くときには欠かせないテクニックのひとつです。
プレイヤーよってはピックを一切使わないで指弾きで弦を弾くという方もまれにいらっしゃいますが、基本的にはピックを使って弾くというのが一般的ではないでしょうか。
ピッキングの種類
このピッキングですが、ギタリストの数がいればその数だけピッキングの仕方があるといっていいほど人によって細かく違います。その具体的な例を挙げると‥
- ピックの角度や弾く強さ
- 手首の振り下ろし方
- ピックの握り方
の3つ位に分かれます。
この3つが音にどのように影響するかというと、例えばパワーコードの鳴らした時にピッキングのやり方次第で低音をより利かすこと(強調させる)ができたり、さらには余計な歪みを抑えれたりとセッティングを変えなくてもある程度ピッキングのみで、音色をコントロールができるようになったりします。
ピッキングのフォームを考えよう
ここでいくつか私自身がピッキングフォームを変えて音に変化を感じたフォームを載せてみましたので良かったら参考にしてみてください。
ピックを斜めに当てる。
角度がキツクなるにつれ尖った音になる。
速弾き向きのスタイル。しかしアルペジオにはあまり向かない/やりにくい。※クリーントーンでは、音が暴れやすい。歪サウンドで能力を発揮。
ピッキングハーモニクスは比較的出しやすい。
ピックを弦と平行に当てる。
パワーコードの粒を揃えるときに良い。
SUM41などのメロコア系の曲を使って練習すると上達が早い。
ギター専門学校などではピッキング練習はここから始めるそうです。※音の粒が揃う=ピッキングによる個性が弱くなるというデメリットもある。
ブリッジ付近で弾いてみる。
リアピックアップ付近でピッキングしてみる。
セレクターをリアにセットすることでリアPUの個性が出やすい。
ピックUPにもよるが、尖った音、高音が特徴の鳴りの良い音がする。
フロント付近で弾いてみる。
フロントピックアップ付近でピッキング。
セレクターをフロントにセットすることでフロントPUの個性が出やすい。
ピックUPにもよるが太い音、暖かみのある音がする。
この他にもいろいろ試してみることをおすすめします。
今現在落ち着いてるピッキングフォームが数年後もそのまま落ち着いているかというと‥疑問?な位、ピッキングテクニックは奥が深いです。ぜひ先入観にとらわれずいろいろ試してみてください。