プリング奏法について
プリングについて
これもハンマリング同様ピッキングを基本的には使用せずに指の力のみで軽く弦に引っ掛けて音を出すテクニックです。
プリングオフとも呼ばれて、ハンマリング(オン)と一緒に使用することが多いですね。
ピッキングを必要としないのでハンマリングと同様、ピッキング音に悩まされることなく滑らかなサウンドを得る事ができます。
プリングのやり方
タブ譜
3弦5フレットを人差し指で押さえ〔プリングした後になる音/場所〕
さらに同7フレットを薬指で押さえた後、ピッキングして7フレットの音を鳴らしたのち薬指の腹で弦を軽く引っ掛けて3弦5フレットを鳴らす。
薬指が7フレットから離れて3弦5フレットの人差し指の音がきれいに鳴ってれば成功。
ライトハンド風プリング
ちなみに開放弦を上手く利用できれば右手でタッピングをしなくてもエディヴァンヘイレンのライトハンド奏法と同じ効果を左手のみで再現することもできます。※タッピングを使用できない分、使える音が限定的になりますが。
タブ譜
530530530※ライトハンド奏法の場合は矢印の部分をタッピングします。
1弦5フレットを薬指で押さえピッキング。1弦5フレットが鳴ったと同時にその薬指を引っ掛けて↓
1弦3フレットにプリング。1弦3フレットの音を出します。
すぐさま1弦3フレットの人差し指もプリングして
今度は1弦開放弦を鳴らす。また左上に同じことを戻り繰り返す。
以上を繰り返すことによって音の連続音がライトハンド奏法のそれと同じになります。。
できれば最初のピッキングの部分もハンマリングで代用できれば理想です。
※H=ハンマリング、P=プリング、数字は押さえるフレット。